香川県高松市の噛み合わせ専門歯科医院 吉本歯科医院の吉本彰夫です。
当院で外れない入れ歯インプラントオーバーデンチャー治療をお受け下さった患者様の症例です。
長い間、上下ともに総入れ歯を使用されていました。
人前でお話される機会がとても多いが総入れ歯が外れてしまうことが一番のお悩みでした。
また、総入れ歯が口の中で動いてしまい歯茎が痛くてお食事ができないということでした。
総入れ歯の不具合を解消できるのが外れない入れ歯インプラントオーバーデンチャーです。
治療名
下顎インプラントオーバーデンチャーおよび上顎金属床義歯
費用総額
2,200,000円(税込)
治療期間
期間8ヶ月通院 間隔1ヶ月ごと
患者様男性 94歳
治療法
下顎に2本インプラントを埋入。埋入後、取り外し義歯を作製
上顎は金属床義歯を作製
治療結果
下顎が固定されたため義歯が動かなくなり食事をしても痛みもなく以前は噛めていなかったお食事も問題なく食べれらるようになりました。人前で義歯が外れるというお悩みも解消されました。
治療を行う上での 注意点 (リスク・副作用)
術後1週間程度腫れが出ます。下顎管神経が近いため痺れなどの症状が出る可能性があります。上顎は術後鼻血がでることがあります。
インプラントオーバーデンチャーとは
固定式入れ歯インプラントオーバーデンチャーとは、少ない本数(1~4本)のインプラントを埋め込み、入れ歯をより安定させることができる治療法です。
現在使用している入れ歯が外れたり、ガタついたり、痛みが出るといったお悩みやストレスを抱えている方はインプラントオーバーデンチャーをぜひご検討下さい。
ご高齢の方でも安心して受けていただける治療法です。
少ない本数のインプラント体で入れ歯を固定
埋め込んだインプラント(1~4本)を土台とし、入れ歯を固定する治療法です。ブリッジタイプのインプラント治療よりも、インプラントを埋め込む本数が少なくて済むため費用が抑えられ、手術の負担も軽減できます。
総入れ歯と骨の中に埋め込んだインプラントをしっかり固定します。そのためお食事や会話の最中で入れ歯装置が外れてしまうといったお悩みから解放されます。
また、口の中で総入れ歯がずれて歯茎にあたって痛いといった総入れ歯の違和感や悩みも解決。
固定式入れ歯インプラントオーバーデンチャーは総入れ歯だけではなく、歯を多く失った場合の部分入れ歯にも応用することが可能で、入れ歯の横揺れや沈み込みを抑えることができるものです。
インプラントオーバーデンチャーの利点
安定性と快適性: インプラントは顎の骨にしっかりと統合されるため、歯が動くことなく安定感があります。そのため、普通の入れ歯よりも安定感があり、口の中での快適性が向上します。
自然な見た目: インプラントオーバーデンチャーは、天然の歯に近い見た目を実現できます。インプラントに取り付ける歯の形状や色合いを調整することで、自然な笑顔を保つことができます。
咬合力の回復: インプラントは強力な支持を提供するため、咬合力を回復させることができます。これにより、普通の入れ歯よりも食事を楽しむことができます。
顎骨の維持: インプラントは顎の骨に負荷をかけるため、骨の吸収を防ぎ、顎の形状を維持します。これにより、顔の形や輪郭の変化を最小限に抑えることができます。
長期的な解決策: 正しくメンテナンスされれば、インプラントオーバーデンチャーは長期間持続することができます。これにより、歯の欠損に対する持続的な解決策となります。
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